エジプト考古省とスキャン・ピラミッド・プロジェクト・チームは、これまで謎であったファラオの埋葬室と未発見のミイラにつながる可能性のある回廊を、ケオプスのピラミッドで発見したと発表しました。
エジプト考古学者のザヒ・ハワスは、発見発表の記者会見で、回廊は長さ9メートル、幅2.10メートルの逆V字型のトンネルで、正門の裏側にあると説明しました。
エジプト考古省によると、これはまさに世紀の大発見となるかもしれないとのことです。
エジプト考古省とプロジェクトチームScan Pyramids は、これまで謎であったファラオの埋葬室と未発見のミイラにつながる可能性のある回廊をケオプスのピラミッドで発見したことを発表しました。
エジプトの考古学者Zahi Hawass は、発見が公表されたカイロでの記者会見で、回廊は長さ9メートル、幅2.10メートルの逆V字型のトンネルで、正門の後ろに位置していると説明しました。
エジプト考古省によると、これは本当に世紀の大発見になるかもしれないとのことです。写真は、記者会見で示されたケオプスのピラミッド内部の回廊の位置です。Scan Pyramidsのプロジェクトコーディネーター兼マネージャーのHany Helal は、回廊は建物の北側にあり、数ミリの溝に挿入した日本製のプローブを使って空洞を撮影したと説明しています。
ギザのケオプスのピラミッド内部で発見された回廊の存在も謎であり、その解決は大ピラミッドとして知られるものの更なる秘密を明らかにするかもしれません。記者会見でHelal は、回廊がなぜそこにあるのかを尋ねないでほしい、現時点ではこの詳細は考古学者にも分からないだろうからと述べました。
その他、これまでHelal氏によって明らかにされた詳細には、廊下が完成していないように見えるという事実があります。この「空洞」は、実は2016年にScan Pyramids によって確認されており、専門家の間では"Sp-Ncf" (Scanpyramids North Face Corridor) として知られていました。しかし、今日になって、その大きさ、形状、位置が明らかになったのです。